斬月-Zangetsu-

2007年、BU-SHI-DO名義での国際交流基金主催、東欧五カ国ツアーに端を発し、 三味線奏者 白田路明、和太鼓奏者 黒流(旧名・Ajo) 、橋口隆之の三名によって結成。
伝統音楽を大切にしながらも、そこに留まることない新しい邦楽の創造を目指し 演奏活動を行う和楽器ユニット。
東欧ツアーで回ったスロバキア、チェコ、ルーマニア、ブルガリア、マケドニア いずれの国においても全公演満場のスタンディングオベーションを得て絶賛される。 2009年、尺八奏者中村仁樹が加入し2013年に1st アルバム『斬月』リリース。伝統と革新をMIXしたバランス感覚が高い評価を受ける。
2024年、作曲、レコーディング、ミックス、マスタリングまで全て自分達で手がけた待望の2ndアルバム『行燈音響-Andon Sound-』をリリース。前作を上回る完成度と革新性が驚きを持って迎えられ、アルバムリリースツアーも成功。新しい邦楽の方向性を提示し続ける動きは今後も要注目。

Photo by Hannah Eto/Hair&Make-up Nanaho Koizumi

和太鼓奏者 黒流(旧名・Ajo)

東京都出身。
3歳より和太鼓に触れ、9歳で和太鼓のプロ集団に入門。江戸の伝統的な太鼓の精神・奏法などの修行をしその後独立。ディズニーランド・ディズニーシーのショー、紅白歌合戦等での和太鼓振付けや作曲・レコーディング、
世界20ヵ国以上でのワンマンライブ、
そして
和楽器バンドとしてアリーナや武道館・全国ツアー・音楽番組出演等、活動フィールドは多岐にわたる。
○東京都教育委員会主催「東京都高等学校文化祭・郷土芸能部門・中央大会」審査員長○「全国高等学校総合文化祭・とうきょう総文2022郷土芸能部門」審査員

○国立大学法人琉球大学国際地域創造学部 「スポーツニュートリション論」(フードビジネス論): 招聘講師

旧名はAjo(あぢょ)、現在は黒流(くろな)名義にて、伝統的な楽器「和太鼓」を使った新しいサウンドを生み出す奏者として、道なき道を歩み続けている。


Photo by Hannah Eto/Hair&Make-up Nanaho Koizumi

和太鼓奏者 橋口隆之 HASHIGUCHI TAKAYUKI

東京都出身。太鼓奏者であった父の影響で幼少の頃より和太鼓に触れ、9歳から本格的に手ほどきを受け、15歳でプロのステージに立つ。

和太鼓/三味線ユニット[斬月]、[ONE VISION ][ひむかし]等、各種チームに参加し、
国内はもとより東ヨーロッパ諸国、インド、トルコ、ドバイ、タイ、スペイン等海外への公演も多数行う。和楽器同士のアンサンブルは勿論の事、様々な洋楽器や打ち込みとのコラボレーションの場面においても、伝統楽器としての[和太鼓]の良さを大切に踏まえた上での所謂[Percussion]ではない[Percussion Instruments]としての[Taiko]のポジションを理解した演奏が出来る数少ない奏者として業界内でも異彩を放つ。2004年、10年以上自身が別活動で続けていたClubMusicをベースにした和太鼓Dub-Breakbeats band[ngoma]を始動。現在までに4枚のアナログ12inとCDでのフルアルバム1枚をリリース。ジャイルス・ピーターソンによる英国BBCの名物番組[Worldwide]にて連続ONAIRされるなど国内外で高く評価される。
2020年より、Takayuki Hashiguchi 名義でSpotifyやApple Music など各種音楽配信サブスクリプションサービスにInstrumental作品を発表。

一流和楽器奏者をfeatureしたLo-Fi Beatシリーズ【The Sun Rises Everywhere】を連続配信リリースするなど、Beat Makerとしても精力的に活動しフォロワー40万人規模のプレイリストに立て続けに選出されるなど活動の場を広げている。

共演、サポート演奏アーティスト

和楽器バンド ももいろクローバーZ 水樹奈々 湘南乃風 DISH 坂本冬美 Fence of Defense etc…


Photo by Hannah Eto/Hair&Make-up Nanaho Koizumi

三味線奏者 白田路明

1984年3月8日北海道登別市出身。 9歳で本格的に三味線を始める。
三味線奏者として北海道から全国そして、世界へと活動中。
北海道の自然をテーマーにしたオリジナル曲やさまざまな楽器とのコラボレーションを果たしながら、演奏活動をする。
地域のコンサートと幼稚園・小学校・中学校・大学の演奏会とワークショップ、福祉施設・病院での演奏。
なかなかコンサートに、足を運べない方には、積極的に演奏活動を行っている。
それぞれの文化にもふれ、今まで人々が根付いてきた、昔古来から生まれた風土、情熱 人の生きる命の源を三味線で表現し、ひとりでも多くの人に三味線の魅力を伝えている。

2006年北海道登別観光大使任命、北海道青少年文化交流大使任命され、中国、韓国にて演奏会を行う。
06年琴欧州の大関昇進パーティーでの演奏からブルガリアでの演奏を行う。
07年再び東欧スロバキアを皮切りに5カ国公演を和太鼓奏者Ajo,和太鼓奏者Takayukiと各公演を盛り上げる。

参加ユニット

斬月~Zangetsu~ (和太鼓・尺八・津軽三味線) ・BEBEN

主な 共演者

ゆず・吉田兄弟・大沢たかお・橋幸夫・島津亜矢

参加レコーディング

ヘタリア キャラクターCD II Vol.2 日本 (CV.高橋広樹)/TAKARABUNE 米米CLUB/戦国パチンコ CR花の慶次~漢 武士ノ花 (角田信朗、傾奇エンジェルス)

受賞歴

大会経歴
1996年 津軽三味線全国大会 (金木) に初出場 小学生の部個人戦にて準優勝
1998年 津軽三味線全国大会 (弘前) D級個人戦特別賞受賞
1999年 津軽三味線全国大会 (弘前) C級個人戦第3位受賞
2002年 津軽三味線全国大会 (金木) B級個人戦優勝
2005年 津軽三味線全国大会 (金木) A級個人戦入賞
2007年 津軽三味線全国大会 (弘前) 男性A級部門入賞
2008年 津軽三味線全国大会 (弘前) 男性A級部門入賞
2014年 2015年 津軽三味線世界大会(弘前)団体優勝(疾風)


Photo by Hannah Eto/Hair&Make-up Nanaho Koizumi

尺八奏者 中村仁樹

尺八演奏家・作詞作曲家
愛媛県宇和島市出身。宇和島アンバサダー。
所属ユニット:桜men、蓮-REN-、HANABI、斬月

17歳で尺八に出会い、その魅力に魅せられ、東京藝術大学音楽学部邦楽科尺八専攻に進む。
第六回尺八新人王決定戦、第三回東京邦楽コンクール、第二回和洋楽器グループコンテストで優勝を果たす。
読売新聞社賞、日本民謡協会賞受賞、宇和島大賞受賞。長谷検校記念くまもと全国邦楽コンクール優秀賞。長江杯優秀賞。
第14回ベストデビュタントオブザイヤー受賞。
尺八本来の響きを生かし、様々なジャンルを自在に行き来するスタイルは多くのファンを魅了してやまない。
大自然や自己の内なる世界を投影したオリジナル曲は高い評価を得ている。
これまでに10枚のアルバムを発表。30枚以上のアルバムに参加。 サントリーホール・両国国技館・アメリカ大使館・フランス大使館・アイルランド大使館などで招待演奏を行う。
藤原道山、上妻宏光、川井郁子、鳥羽一郎、坂本冬美、水谷千重子、嶋田彩綜、紫舟、ライムグリーンオーケストラ、ルビパ・ド・オーケストラ、とコラボレーション。
増上寺にて仏教成人大学講師を努める。
「しのぶ」ファッションモデル。
2016年初のsoloアルバム「祈り」を発売。NHKなどで放送される。 2017年avexより、崎山つばさwith桜menとして『月花夜』でメジャーデビュー。
2020年5月avexより桜men1stアルバム『華の大演舞会』リリース。